主婦30年。「名もなき仕事」という私の働き方
肩書きゼロで回してきた家業サポートの話
先ほどノートにも書きましたが、改めて自分のこの30年を振り返ってみました。
すると浮かんできたのは、暮らしの中でずっと続けてきた「名もなき仕事」のことでした。
私は
事業を継ぐ三代目の夫と暮らす、結婚31年目の主婦です。
教職を止めて結婚してから30年、社員でも役員でもありませんが、なぜかずっと”仕事っぽいこと”をしています。
肩書きゼロ。
そう、まさに
「名もなき仕事」
履歴書には書けない仕事。
以前「名もなき家事」という言葉が広まりましたが、私は家事も仕事もダブル名無しです(笑)
出社していません。
名刺もありません。
でも、
会社イベントには参加
家族代表として地域行事や例会に出席
銀行やネット関係の手続きなど
初対面の方に
「普段なにしてるんですか?」
と聞かれると、
「はあ……主婦です」
としか言いようがない。
でも、体感としてはずっと何かを“回している”感覚があります。
家庭という組織のハブ役
振り返ってみると私は30年間、
会社ではなく
家庭という組織を運営していました。
夫の仕事の一端を家庭で処理する
オーナー家族として義両親との調整
子育ての判断
事業に関わる親族間との関係調整
空気の緩衝材、衝突のクッション
そしてタイミング調整係
ついでに感情の受け止め役(笑)
誰にも辞令は出されていませんが、
ポジションは常に“ハブ”。
これも仕事と言っていいのかどうか分からないけれど、
止めると確実に何かが滞る役割でした。
最近50代になってからは、この「名もなき仕事」の中身も少し変わってきました。
子育てはひと段落。
義母のサポートは今も継続中。
そして今度は
自分たち夫婦の体力と健康が揺らぎ始めた中
最大のテーマがあります。
家業の承継問題。
四代目にあたる一人娘は、今のところ継ぐ希望はありません。
それでいいとも思う。
でも、悩みは消えません。
自由に生きてほしい。
でも事業はどうする??
親として、経営家族として、
答えの出ない問いと一緒に暮らしています。
いろんな方々の記事を読んでいると、
離婚を経験しながら働く方
病気と付き合いながら子育てする方
パートで家計を支える方
介護と仕事を両立する方
本当にたくさんの現実があります。
私の立場はまた違います。
でも、
「名もなき仕事を続けている」
という点では、かなり重なる部分があるのではないかと思うのです。
形は違っても、
調整しながら支え、回し…
見えないところで働いている
これは同じ。
いつも考えます。
働き方って、
給料が出るものだけを言うのでしょうか。
肩書きがあるものだけでしょうか。
履歴書に書けるものだけでしょうか。
私は30年、
履歴書に一行も書けない仕事をしてきました。
でも、確実に働いてきました。
名もなき家事をしてきた私たち。
名もなき仕事をしてきた私たち。
それって、本当に「何もしていない」のでしょうか。
それとも、
名前がついていなかっただけの働き方なのでしょうか。
50代真っただ中
これからの私はどう働いていくんだろう
肩書きがなくても、
給料がなくても、
役割はある。
そんな心のちょっとした揺らぎ、不安、を持ちながら
ひたすら目の前のノルマを粛々と・・・そんな日々の暮らしです。



名もなきハブとしてのお仕事こそ、もっとも重要なお仕事だと思います。
そのお仕事をしてくれる人がいなくなったら一番困るのが、まさにハブの仕事です。
しかも名がないということは、逆に言えば他の人に差し替えられない。
仕事ってお金を稼げるかどうかの問題じゃないです。
自分自身のもっている能力をどう現実社会の中に実現できるか、という事だと思います。
キャンディさん、家事や育児は立派なお仕事です!✨
でも、収入がないというだけで、仕事扱いしてもらえないですよね…😢
キャリコンとして女性たちの話を聞いていると、何とも悔しい思いになります。
何とかならないんだろうか…
( ゚д゚)ハッ! つい思いの丈を語ってしまいました。
次の記事も楽しみにしています☺️